猟奇的日常~妖美(よみ)

音楽=人生そのもの!他にオーディオ、映画、読書、食べ歩きを趣味としています。よく出没しているのは「銀座&日本橋」を中心に、上野、浅草、池袋、千葉‥‥といった所。

小学生の夏休みに必要なのは、むしろこれなのでは?

子供の頃(小学校3年くらいまで)の夏休み‥‥というと、自分的にぱぱぱっ‥‥と思いつくシーンは次の2つ。

父と一緒に虫捕り網と虫かごを持ち、朝早く起きてカブト虫だのクワガタ虫を捕りに出かけたこと。
TVで夜に怪談映画を放映しており、親とか遊びに来た親戚が「ビールに枝豆」でそれを観ているのを、横にて一緒に観ていたこと。

あれは小学3年のことでしたかね?
同じクラスだった友人が千葉県の奥地の方に転校してしまったんですね。

「夏休みだから遊びにおいでよ!」ということで、クラスの仲良しグループ総勢15人くらいがその家に泊まりに行ったわけです。
かなりでかい家だったみたいですよ。

僕もそのグループの1人だったので声はかかったんですが、当時在籍していたスイミング・スクールの合宿と日程が重なってしまったこともあり、泣く泣く断念することになりました。

ちなみにそのスイミング・スクールって結構名門であり、オリンピックにも出た有名な某選手はここの出身。

で、その友人宅に泊まりに行ったメンバーから夏休み明けに話を聞くと、凄く楽しかったらしい。
特に皆でTV『耳なし芳一』を夜に観たことが、凄く思い出に残ったらしいのですね。
みんな口を揃えて「怖かったぜ〜」って言ってました。

耳なし芳一』くらい、こちらは小泉八雲ラフカディオ・ハーンと言ったほうがいいですか?)の原作で既に読んでいましたけど、その映像版は是非是非観たかったですね。
「皆で一緒に」という点が、また「そそる」ではありませんか。

夏休み明けに仲間達が「ほ〜いち〜、ほ〜いち〜‥‥」なんて言いながらふざけあっているのを横目で見ていて、その印象は更に強くなりました。
何か凄く羨ましかったんだよな〜。

まあ、そこからわかることは、子供の頃の夏休みって、こういうことが非常に大切なんじゃないか?‥‥って事。
だから今の時代、小さい頃から塾の夏期講習とかに無理やり行かされてる子供を見ていると、「う〜ん、夏休みって、少なくとも小学4年くらいまでは、もっと他に大切な事があるんじゃないの?」と、開成⇨東大という人生を送った妖美(よみ)ですら、思ってしまうわけなのですな。

まあ、昔話はどうでもいいから、今年の自分の夏休みはどう過ごしたらいいのかな?
取り敢えず「早朝から虫捕り」に代わるものとして、では、早朝の繁華街に出向いて、夜遊び&終電逃しの女性のナンパ?
皆で『耳なし芳一』を観る代わりに、特定の女性とどこぞやでホラー映画のDVD鑑賞?

実現すれば「良き夏の思い出」にはなりそうですが、どうも無理っぽいですな(笑)。